大好きなひとについて
1ヶ月と少し前、大好きなひとがお休みに入ることになりました。
発表されたのは、その大好きな彼に背中を押された私の夢が、やっと叶ってから、すぐのことでした。
夢を叶えるために大好きな彼のことを我慢していたから、ああこれからはやっとたくさん会えると思った矢先のことでした。
今日、リペDVDを見ました。
そしたら、3日経っても、1ヶ月経っても、答えの出せなかったものが、ちょっとだけすっきりしたような気がします。
私の大好きな人は、7年間どんなときも変わらず私の見える場所にいてくれたんだなあと、すごくあたりまえのことを何回も何回も思いました。
私がいじけていたときも、現実の大好きなひとにうつつを抜かしていたときも、夢を叶えるために少し離れてもがいていたときも、
変わらず同じ場所で笑っていて、
辛くなって駆け寄ればそこにいて、声を聴かせてくれていた。
大好きだと言うくせに、自分はどこまでも自分中心だったと、思います。
そんな勝手なファンのためにも、いつでも笑ってそこにいてくれた彼のために、今私ができることは、大好きなひとが大好きだった場所で、今度は私が笑って待つことなのかもしれません。
正解は分からないし、どんな待ち方も正解だけど、
そうすれば、彼が灯し続けていた光が、消えちゃわないような気がするからです。
寂しいし、寂しいし、寂しいけど、
今に慣れるわけなんてないけど、
そうしてゆっくりゆっくり待ちたいのです。
おひさまが隠れてしまったくもりの日、
青空の日の写真のフィルムを眺めながら、私はそんな答えを出しました。
梅雨があけたら、青い空の下でまた会おうね。
大好きなひとの先に、どうかあの日の青空が続いていますように。