臆病だった君が こんなにも強くなる

拝啓キラキラアイドルの君へ

今までも、これからも、ごめんね。

 

 

以前ある雑誌で勝利くんがこんなことを言ってました。

 

 

「SexyZoneはみんながみんな、それぞれに大変なことがあったと思うけど、なかでも松島は、一番ガマンをしたり、悔しい思いをしたりすることが多かったんじゃないかな。

でもね、どんなときも笑顔を忘れなかったところが、オレは本当にスゴイなぁと思ってる。」

 

 

松島くんのファンとして、こういうふうに口にしてくれたことが素直に嬉しくて、今まで縛られていたものがすっと取れたような楽な気持ちになれた感じがしたんですよね。

 

 

 

自担への贔屓目もあるけれど、あの期間に一番後ろ向きにならざるを得ないくらいひどい状況にあったのってやっぱり聡くんだって思うことが何回もあって。 

ああいう形でマリちゃんと聡くんが外されていたけど、マリには聡くんがあんなにも望んでいるドラマ出演も、映画出演の実績も、一人でバラエティーに出た経験もあるのに、

聡くんはどんなに望んだってドラマに出ることもバラエティーに出ることも、個人の能力がどうこうとかそんなん以前に、チャンスすら与えられない。

 

 

僻みみたいで醜いけど自分の応援している人だからこそ、どうしても、余計に気にしてしまう。

 

 

それでも3人だっていろんな事に耐えながら、2人が戻ってこれる場所を守ってくれていて、マリちゃんも必死に頑張っていて、5人が5人それぞれに辛い思いをしているのに、聡くんが一番苦しんでて、可哀想だなんて口が裂けても言えなかった。

なにより、そんなこといわせないくらいに彼自身も前を向いていて。

 

めちゃめちゃ悔しかったのに、それをただ心の中で押さえ込むしかなかった。

  

 

だれも悪くないから、だれにもなにもいえない。

 

 

もう全部流して前を見るしかないのかなと思ってもやっぱり悔しくて、

聡くんは前を向いているのに、私は今までの溜まったものを許せないまま、割り切って同じ方向を向く事ができなかった。

 

いざ5人に戻っても、その悔しさともどかしさを抱えながら祝福して。

あんなに望んでいた5人の姿なのにどっか引っかかったまま。

 

 

そんな私が一番求め続けてたのが、どんなに前向きなきれいな言葉よりも、あの勝利くんの一言だったんだと思います。

 

聡くんは絶対にファンの前では前向きな事しか言わない頑張り屋さんだから、頑張ってるから大丈夫、もっと頑張るからねって言葉でファンの不安に応えようとしてくれる。

だから、ときにもっと心配になってしまったりする。

 

だからこそ、勝利くんのあの言葉が私の気持ちを代弁してくれたみたいで、ようやく自分の中で一区切りつけられたんだと思います。 

 

だけどそれって裏を返せば、ただのオタクのしがない僻みを、気づかないうちに全部彼に背負わせてしまって、責任を感じさせてしまって、ごめんねって言わせてしまっていたことでもあるんだなあって気づいたらすごく苦しくなって。

 

 

「笑顔を見せることより 泣くことを止めよう」 

 

 

Last winter's night のこの言葉がすごく胸に刺さりました。

勝利くんは、5人に戻ってから、まわりがどんなに明るく前を向いていても、一旦振り返って、過去のことをいつも胸に抱えながら前に進もうとしていて、だからこそ、この再出発のアルバムにもこういう形のソロをいれていて。

 

一ミリも彼に責任なんてないのに、なんどもなんどもごめんねって謝ってくる。 

 

むりやり笑顔を作るんじゃなくて、

納得のいくまで隣に寄り添って、

ごめんねって言葉で涙を止めようとしてくれる。

 

本当はすごく繊細で、傷つきやすいのに

その優しさ故に、一つ残らず全部を背負おうとしてくれてしまう。

そんなことみんなで分け合えばいいのに、まだふまけんに守ってもらうことがあってもいいのに、

勝利くんは目を背けたくなるくらい自分で自分を傷つけながら、自分で向き合おうとしてしまう強さがあって。

なんて残酷なんだろうって思うけど、そんな勝利くんがいなかったら私今5人と同じ方向をむいて応援できていなかったと思うわけで。

辛い思いをさせてしまうけど、やっぱり勝利くんはどこにいても優しくて繊細で強すぎちゃう勝利くんでいてほしい。

 

そんな勝利くんがSexyZoneにいてくれることで、助けられることがこれからもたくさんあると思うから。

 

 

今までも、これからも、たくさん傷つけさせてしまってごめんね。

 

でも、勝利くんがいれば、

もう冬の心配なんてしないで笑顔で春を楽しみにできそうです。

 

あなたがSexyZoneの真ん中にいてくれることが、すごく心強いです。ありがとう。

 

だからもう、ごめんねなんて言わないで。